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W、RC、SRC、S…???

2024.02.15

こんにちは、たけいです。

なんだか暗号のような題名ですが…。今回は「建物の構造の種類」についてのお話です!

物件を検索するとよく出てくる単語なので目にした事がある方も多いかもしれませんね。知っていて損はなし、

少し長いですがどうぞお付き合いください☆(先日の研修で触れた内容なので、私自身の復習でもあります笑)

 

①RC造→鉄筋コンクリート造

引っ張り力(=横)と圧縮力(=縦)に強いコンクリートを複合化、いわば「いいところどり」した構造です。

耐火性・耐久性・遮音性が高く、中層程度の集合住宅に多く見られます。

ただし、重量が大きいため一般的に高層には向かず、また工期が長くなる・断熱性が悪い等の弱点があります。

(RC造は高くて9階程度までのイメージでしたが、施工方法の研究・進化により高層も増えているようです)

コンクリートは現場で打設します。型枠の形状により比較的自由なデザインが叶う一方、施工の良し悪しで

建築物の性能に影響があるのも特徴です。

②SRC造→鉄骨鉄筋コンクリート造

RCに鉄骨(Steel)を内蔵させた構造です。耐火性・耐震性は勿論、弾性・強度も優れています。

超高層建築や、例えば1階店舗・2階オフィス・上層階に住居…のような構造も可能になります!

一方で防錆処理が必要、遮音・結露への配慮、コストがかかる=家賃が高くなる傾向、といった面もあります。

③S造→鉄骨構造

RC造より軽量で、工場で生産された鉄骨を現場で組み立てるため、一般的に工期が短く、コストが抑えめ。

材料により重量鉄骨造と軽量鉄骨造に分けられます。アパートやビルの他、体育館・倉庫などにも多く、

戸建に採用している場合もありますよ。

注:健康被害について大きく報じられたアスベスト(石綿)は高度成長期以降、特に1970年~1990年頃

大量に輸入され、耐火被覆が必要となるS造建築物やその他防音・断熱等の目的で広く使われていました。

2004年の法令改正以降、一部を除き製造・使用等が禁止となっていますが、それ以前に建てられた家屋の

解体の際には、注意が必要です。

 

この他、一般的な戸建やアパートで古くから用いられているのは木造(W造)ですね。

昔は大工さんが鉋や鋸を使って加工する等の光景も見られましたが、今は現場での作業はあまりないそうです。

いずれの構造・工法も、長所と短所があります。特に春に向けて賃貸物件が活発に動く季節ですので、

少しでも参考になれば嬉しいです。弊社でも賃貸マンションご紹介しています!

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ここまで読んでいただき、ありがとうございました☆彡それではまた!