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当たりつきガム

2008.05.30

ある日、りかさんが仕事を終えて帰宅すると、家の前でわんわん泣いている次男Kくん(小学生)を見つけました。

どうしてそんなに泣いているのかと、理由を聞いてみると、

おこづかいで買ったガムを友達にあげたら、当たりが出たそうです。もうひとつガムがもらえるアレですね。そのおまけでもらったガムは誰のものか、と、もめたらしいのです。

Kくんはもちろん、それは自分がお金を出して買ったのだから自分のだと主張します。そりゃそうです。大事なお金で買ったガムです。親切心であげたのです。

しかし、さすが不動産屋の営業りかさんです。

「所有権は移転したのだからおまけのガムは○○(友達)のものだ」ときっぱり。

「そこは譲ったほうがかっこいいよ。」とか「じゃあ、仲良く半分こしなよ」なんてごまかさないのです。

土地の売買による所有権移転のお手伝いをする私たち不動産会社にとってごまかしは厳禁です。すべてをしっかりきっちり調べ上げて相手に伝えなければなりません。

接道状況や、用途地域、建築基準法、そして上下水などの設備。いちいちお役所のかたに確認もします。

そこで、みんながいやがるのが、「そう思います。」です。

ひー「ここはこうなんですね。」

役人「はい、そうだと思いますよ。」

思いますじゃ困るのです。

「そうです。」ときっぱり答えてほしいのです。

確認なのですから。

大事な財産を扱っているのですから。

 

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