もともと南区にお住まいだったM様ご夫妻。愛犬レラちゃんのお散歩にこちらの土地の前を通っていました。
それまで住んでいらっしゃった家は、ご主人の転勤で急遽決めた中古住宅。住み心地は悪くなかったのですが、気に入った家ではありませんでした。ならばやはり気に入る家を作ろう、ということになったそうです。

この土地は木が沢山生えていました。

土地の印象はやはり木。自然が好きなお二人はなんとしてもここに家を建てたくなりました。

そしていよいよ着工。
できるだけ木を残したいという希望がありましたが、少しずつ木が切られて行きます。
ご近所の方々も残念がっていたようです。

施工会社はシーエスホーム。
ご主人が通勤時に偶然みつけた会社です。自然に融和する社屋が気に入りました。

実は家を建てるのは３軒目というM様ご夫婦。今までの2軒は大手ハウスメーカーだったそうで、なかなか細かい部分にまで応えてはもらえなかったのですが、今回のシーエスホームさんは自分達の細かい意見を理解し、対応してくれたそうです。

そのこだわりの家を少しご紹介。
まず玄関の風除室。おしゃれです。雨や雪で濡れて帰ってきてもゆっくり払えますね。

そして家の中へ。よく見ると上がり口と土間との段差がありません。それに下駄箱も無いです。これは奥様のドイツに住んでいるお友達の家の玄関をまねたそうです。

こちらはキッチン。収納棚に扉がほとんどありません。
玄関もそうですが、あえて見せることにより、整理整頓を心がけているそうです。

そしてご主人の手作り家具もぴったり。

奥様は元美術教師だっただけに飾りつけもとても上手です。

お二人のお気に入りの場所、札幌芸術の森も歩いて数分の距離。 家の中を見ても、本当に生活を楽しんでいらっしゃる様子が伺えます。

建設工事の妨げになるため、木を残すことは叶いませんでしたが、白樺は生長が早いとか。 森の中の隠れ家のような家になるのもそう遠くはないでしょう。

※とてもおりこうなレラちゃん。取材を快く承諾して頂いたM様。気さくにお話ししてくれた奥様。ありがとうございました。
まるで別荘に伺ったような感覚。